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Ramadan

以下、ブログ移行前のコラム
2003/12
2004/1

9つの種を蒔く、ナブダーニャ(9)・パン

玉川学園の天然酵母のパン屋さん「リトル・トリー」に、「9」のパンを作っていただくことになりました。このパン屋さんは、ホピのコミュニティーに滞在していたことがある高木みのりさんの夫妻がやっているのですが、彼女は、次の選挙で作る未来が、 お家にいる赤ちゃんにとってどんなものになるのかを本気で心配しており、そこで、ずっと作りたかった9の形のパンを、このパン屋さんと作ることにしました!

9つの種を蒔くパンです。未来への種を蒔くつもりで投票をしよう!と呼び掛けます。

11日まで、9LOVEでは、「9つの好きなこと」だけでなく選9「選挙9つの観点」を集めたいと思っています。

みなさん、9パンの使い道と何か良いアイデア、ありませんでしょうか。
展開の仕方のご意見と共に、ひとりひとりが考える、「選挙で候補を選ぶ9つの要素」をお聞かせ下さい。

インスピレーションはヴァンダナ・シヴァのナブダーニャ(9つの種)運動です。
美味しいパンと生きた民主主義をつなぐ9。

何処のパン屋でもメロンパンは焼いているように、
9パンが、日本中、世界中のパン屋の店先にある日を夢見て。

http://littletree.littlestar.jp/  もうすぐ店先で買えるようになります。

ヴァンダナ・シヴァ、ナブダーニャ運動、そして生命系民主主義

1991年に組織されたナブダニャは、土地在来の小麦やコメなどの穀物種を特許から守るために目録にまとめ、そうした穀物種が共有財産であることを宣言しました。そして、地域運営による種子バンクや農業用品店、貯蔵施設を設け、化学肥料や農薬、遺伝子組み換え種子、生命特許の根絶を誓った村々を「自由のための地帯」とい う組織として確立する支援をしています。

ヴァンダナ・シヴァは「イラク戦争に反対する闘いも環境・自然を守る闘いも、同じ一つの闘いなのだ」ということを主張し、生命系民主主義運動(Living Democracy)というものを提唱し、上記のような地域に根付いた運動を展開しています。

この生命系民主主義という言葉は、民主主義と聞いて理解するような民主主義は、グローバリゼーションの中に取り込まれ、国は企業によってすっかり取り込まれてしまっていることに抵抗する言葉です。国は企業の欲を満たすために働きます。従って、グローバリゼーション下にある民主主義は、非民主主義的になってしまったのです。

また、生命系民主主義運動という名称は、ヒンズー語で「ワスンダヘーバ・クトゥンバカン(地球はひとつの家族)」を意味する深い意味を持つ言葉を翻訳したものです。すべての木々や川、植物や牛もすべて一つの家族です。これを生命系民主主義運動と呼ぶことは、この運動が現在の代表的な民主主義とは異なるものであることを強調するためです。


憲法9条というイメージは、今までとても政治的でした。

存在は分かっていても、ちゃんと意識したことが実はありませんでした。
日本政府のしていることが、何かおかしい、何か変だ、何か危険だ。
そう感じるようになって、初めて「日本にはこんな憲法があったんだなぁ」
と再発見した気がします。

リトル・トリーは「9」をいのちに対する積極的な態度だと思うようになりました。
「9」はいのちを大切にする手段。
これまで「憲法9条」に対してなんとなく皆が抱いている
人々を右や左に分けようとする発想、
平和をイデオロギーの問題にすりかえてしまう発想を「ナマケ」ます!
平和は大切な人たちの、いのちの問題なのだから。
自分の家族も、他人の家族も、いのちが大切でいとおしいのはみんな同じだと思うのです。

私たちの店名「リトル・トリー」の由来は、ネイティブアメリカンの男の子の物語。
ネイティブアメリカンを始め先住民の人々や、そもそも昔の人たちは、
「7世代先の子どもたちのことを考えて今を行動する」文化を持っています。
「9世代先の子どもたちのことを考えて、今を行動する」
そんな文化を私たちの手で取り戻せたら、創りだせたら素敵だなぁ。
そんな思いを込めて、「9」パンをつくります。

天然素材パン工房リトルトリー 高木康弘・みのり